制御情報工学科のトピックスを紹介します。
2016.08.17(水)
制御情報工学科のホームページを全面的にリニューアルしました
長年、制御情報工学科の顔であったホームページを更新しました。情報量を増やすことで、受験生の皆さんや在校生および保護者の方を始め、幅広い方に向けて情報発信をしております。このホームページを通じてさらに制御情報工学科についてご理解頂けると幸いです。そして制御情報工学科と共に、このホームページもどうぞよろしくお願い申し上げます.
2016.06.17(金)
S1学生が富士通沼津工場を見学しました
6/17の15:00-17:00に制御情報学科1年生42名が近くにある富士通株式会社・沼津工場を見学しました。最初に阿部工場長から富士通(株)の全体説明と沼津工場の業務内容説明を受け、富士通について学びました。その後、池田記念室では、パンチカードでルートを計算する日本最古のリレーコンピュータの操作を見学し、さらに最新のスパコン「京」に至るまで、実物を目の前にコンピュータの歴史を学ぶことができました。またクラウドサーバルームも見学し、学生達は興味を持って見学し、最先端のコンピュータ技術について知ることができました。さらに質疑応答では10件を超える多くの質問が出され、盛況理に見学を終えることができました。
写真上は、池田氏が開発した商用リレー式コンピュータFACOM128Bの説明を受けている様子で、下は集合写真です。
制御情報工学科は、コンピュータを応用した複合機器やシステムの設計、製造、運用等の分野で社会に貢献できる実践的技術者の養成を目的としています。
カリキュラムは低学年からの情報処理技術をベースに、機械・制御及び電気・電子、情報工学の多くの関係分野を含んで体系的に編成されています。低学年から系統立てられた多くの実験・演習でこれらの技術を勉強し、情報工学を核としたT型技術者を養成しています。
また本学科の卒業生は、情報工学はもとより機械工学や電気電子工学など幅広い分野に進学・就職しています。
制御情報工学科で学ぶフィールドは以下の様に多岐に渡っています。
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● コンピュータアーキテクチャー
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● ソフトウェアとプログラミング
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● センサーとロボット制御
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● 機械制御系(メカトロニクス、流体力学、自動制御)
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● 電気電子系(電磁気学、電気電子回路)
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● 情報工学系(数値解析、離散数学、通信工学)
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● アプリケーション系(CG、人工知能、データベース)
車をはじめ、飛行機から家電、医療機器に至るまで、あらゆる機器にコンピュータが組み込まれ、私たちの生活を豊かなものにしてくれています。これらは機械・制御工学、電気電子工学、情報工学が融合した製品であり、これからの技術者には多くの分野を融合複合した能力が必要とされてきています。
制御情報工学科は、この流れをいち早く取り入れ、平成4年に機械工学科2クラスが分離してできた学科です。本学科では、製品開発や製造技術において必須となっているコンピュータに関連するソフト及びハードウェア技術に精通し「モノづくり」の分野で活躍できる技術者を育成することが制御情報工学科に課せられた大きな役割であると考えています。
教育課程では低学年から一貫した実技的な演習と講義を合理的に配置し、バランスのとれた科目群の中で、幅広い基礎能力を習得すると同時に、興味を引かれる事柄については深く学習できる環境を提供しています。
卒業後の活躍分野は幅広く、ソフト及びハードウェアに関わらず多種の産業分野で活躍する有能な卒業生を送り出し、人と技術が共生する豊かな情報社会の発展に寄与していると自負しております。