return to upper page Update 2012.1.4 New 2011.12.20
【修善寺中学校出前授業2011 参加記】
(中学校で企画した「地域交流」の30ほどの講座の一つとして参加しました)
- 【はじめに】 2011年11月4日(金)に修善寺中学校(伊豆市)にて「地域交流」の会があり,望月は「紙レコード」というテーマで出展しました.
その概要をII.に,
場所と日付と全体の概要をIII.に,
このイベントのための各文書等について IV.に, 写真と感想文(要旨)を V.に,
「紙レコード」の概要を VI.に,
その他を VII.に示します.
- 【概要】
場所:伊豆市修善寺中学校
日時:2011年11月4日(金)13:00~15:00
講師:望月孔二(私です)
支援:修善寺中学校の先生が支援に付いてくださいました
受講生:修善寺中学校1年生から3年生の中の希望者計30名
タイトル:「紙レコード」
- 【場所と日付と全体の概要】
伊豆箱根鉄道終点は伊豆市修善寺です.そこから歩いて直ぐに「修善寺中学校」があります.
全校児童約400名のその学校では,毎年秋に「地域交流」というイベントが開催されます.
それは, 総合的な学習の時間を利用したイベントであり,地域の方を講師として開設した19の講座に対して,全校児童が自由にどれか一つ興味関心のある講座を一つ選んで,普段なかなか体験できないこと等を学ぶ体験学習会です.
単純計算なら,1つの講座に約20名ほど集まるのでしょうが,幸いにも私の講座には30名が集まってくれました.ありがたいことです.
- 【記録1】このイベントのための各文書等
私の記憶では,修善寺中学校からまずは高専の教務課に問い合わせがあり,更に学校内に問い合わせがあって,私が参加することになりました.
私は,修善寺中学校の担当の先生のお名前を教わるとともに,前もってその方と電話で当日のことを打ち合わせました.
イベントの数日前に,当日の行事に関する詳細が郵送で送られてきました.その中には,私の名前を書き込む書類がありましたので,記入してそれを中学校に手渡しました.
高専では,教務課が事務の面の対応をして下さいました.出張は公用車を使わせて頂きました.当日は19の講座が開設されるということで,中学校の駐車場が満杯でしたが,駐車する場所は確保されていました.
中学校に到着したのは指定の時刻ギリギリでした.それはそれで問題なかったのですが,「紙レコード」は10分程度の準備が必要な教材であり,その準備の時間が取れませんでした.
「前もって私一人で準備をする時間」が取れなかったことで,かえって受講生(中学生)に荷物運び等を手伝ってもらうことができたので,かえってスムースに準備・片付けができたと思います.これからは,準備に関する時間稼ぎを考えておいたほうがいいですね.
- 【記録2】写真と感想文(要旨)
「地域交流」のイベントは,中学校のウエブの中の「ここをクリック」のページに写真付きで記録があります.そのページ内の20枚目の写真には,中学生の手と,スピーカーが写っていますが,その写真がこの講座を写したものです.
感想文をのちに頂くことになりました.
次のような文章が見られ,私はとてもうれしくなりました.
「見慣れない装置を渡されてドキドキしたが,実験は分かりやすかった」
「音のことを良く知ることができた」
- 【「紙レコード」の概要】
私がよく実施している「紙レコード」を中学生向けに実施したものです.
今までは小学生相手が多かったのですが,中学生相手ということで,理論的な解説を充実させました.
- 【その他】
リンク集
・望月のウエブ内 2011年8月 裾野市立図書館での「紙レコード」の様子
・望月のウエブ内 2009年9月 沼津市立門池小学校での「紙レコード」の様子
・望月のウエブ内 2009年8月 静岡科学館る・く・るでの「紙レコード」の様子
・望月のウエブ内 2009年1月 富士市立富士見台小学校での「紙レコード」の様子
・望月のウエブ内 2008年9月 沼津市立門池小学校での「紙レコード」の様子
・望月のウエブ内 2008年8月 静岡科学館る・く・るでの「紙レコード」の様子
・2008年9月 沼津市立 門池小学校のウエブ:「紙レコード」の報告(【人づくり未来塾推進事業】 の一環としての行事でした)
・2008年9月 静岡新聞のウエブ:「門池小学校での紙レコード」
・静岡科学館る・く・るのウエブ:トップページ
・静岡科学館る・く・るのウエブ: 科学の祭典紹介
・書籍:
「はじめての科学の祭典」Dana M. Barry, 鈴鹿高専材料工学科教員チーム著,現代図書
---望月から---
30名の中学生に体験して頂き,誠に有難うございました.
この出し物は,私のオリジナルであり,日本中探しても私以外に実施していません.
それは,私の誇りではあるのですが,
逆に言えば,他の方がやろうとしていないこととも言えるので,
「私の自己満足」になっていないか心配しながら毎回実施しています.
後日頂いた感想文を見て,
少なくとも何人かの方にはとても興味深い体験になったことが分かり,
ほっとしているところです.
今後とも教材の改善に取り組みたいと思います.
又のお問合せをお待ちしています.他の学校からも,もちろんです.
問合せ先は,沼津高専の教務課になります.
学問的には「フーリエ変換」にもつながる話しなので大学1年生程度の体験にも耐えられるし,
「楽しく体験する」ということだけ注目すれば,小学生にも楽しめる,奥行きの深い実験と思っています.
(なお,日程の関係で,全てを受けられるとは限りませんことを御了承下さい).