return to upper page Update 2012.1.4 New 2011.8.22
【「紙レコード」裾野市立鈴木図書館】
- 【はじめに】夏休み子ども体験講座(科学遊び講座) として,2011年8月9日に出前授業を行いました.
その様子(写真)をII.に,
詳細をIII.〜VII.に示します。
- 【写真】
最初に机を四角く並べて始めました.
本来はプロジェクターを使うように準備したのですが,すみません,
メモリを忘れてしまって,ポスターだけで説明いたしました.
テーマは,「音の高低」はどこから来るか,です.
最初に私が用意したのは,線が入った紙と,センサー+スピーカ です.
紙の上でセンサーを動かして聞こえる音はどうですか?
自分で模様を書けば,自分で作った音を聞けます.
模様のある紙を何枚もつなげれば,オルゴールになります.
左から「ド」「レ」「ミ」 ・・・
- 【場所と日付】
裾野市立鈴木図書館において,
夏休み子ども体験講座(科学遊び講座) として,
2011年8月9日に「紙レコード」という題で出前授業を行いました.
- 【全体の概要】
小学校3〜5年生から20名をぼしゅうするということで,
裾野市の広報にも案内を出していただきましたが,23名の受付になりました.
なお,ご兄弟の関係で,もう少し若い方の参加もありました.
- 【実際の授業】
授業時間としては90分を確保していただきましたが,実際には70分程度が一つの区切りになります.
申し訳ございませんが,当初の予定よりも早めに終了させていただきました.
- 【費用など】
・必要な経費は望月研の負担ではありません.
ただし,過去の遺産があったため,(模様のついた紙と,乾電池)金銭的な要求はありませんでした.
・お弁当を頂きました.美味しかったです.
・望月研の学生2名をチューターとしましたが,お弁当は彼らの分もいただきました.
- 【その他】
・後ほど,感想文を送付していただきました.ありがとうございました.
・広報裾野2011.7.15号に案内が載っています.
- 【link to】
・門池小学校のトップページ
・門池小学校の「紙レコード」の報告(【人づくり未来塾推進事業】 の一環としての行事でした)
・静岡新聞のウエブ上の記事「門池小学校での紙レコード」
・8/3 る・く・るでの「紙レコード」の様子
・静岡科学館る・く・るのトップページ
・静岡科学館る・く・るの科学の祭典紹介
−−−望月から−−−
楽しんでもらえたでしょうか.
このネタは日本でも私だけがやっているものです.
「自分で模様を書いて音を作り,それを聞く」というのは興味深く,
非常にユニークなものです.
ただし,何時間も取組むものではなく,60分〜80分程度で体験が終わるものです.
今回は非常に皆さんが積極的に参加して頂きました.
また,裾野市の図書館のスタッフの方にも積極的なご支援を頂き,本当に有難うございました.
P.S. 翌週には,生徒さんたちから感想文を頂き,感激しました。
私にしても本当にいい思い出になりました。(8月22日追記)
今後とも教材の改善に取り組みたいと思います。他の学校からのお問合せもお待ちしています。
問合せ先は,沼津高専の教務課になります。
学問的には「フーリエ変換」にもつながる話しなので大学1年生程度の体験にも耐えられるし,
「楽しく体験する」ということだけ注目すれば,小学生にも楽しめる,奥行きの深い実験と思っています。
(なお,日程の関係で,全てを受けられるとは限りませんことを御了承下さい)