アナグリフ方式による地形の実体視


アナグリフで見る海底地形の変化

―― 瀬戸内海・三原瀬戸(竹原市幸崎沖)の海底地形 ――

1963年(昭和38年)頃の海底地形
(1963年刊行 海図 より作成)
1998年(平成10年)頃の海底地形
(1998年改補 海図 より作成)

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アナグリフ画像をご覧いただくには,赤青メガネ(左目-赤,右目-青)が必要です。
長時間見続けると目が疲れますので,十分に注意してください。



国土地理院「数値地図 200000 (地図画像) 日本-III」より
広島県竹原市幸崎沖の瀬戸内海(通称:三原瀬戸)では,建設資材用に海砂が過去数十年間にわたって採取されてきました。1997には,許可された採取量・採取海域を越えての違法採取が業界ぐるみで行われていたことが発覚し,大規模な海底地形変化による環境破壊が問題となりました。

1963年と1998年の海図から水深データをデジタル化し,海底の地形を視覚化したこの画像では,瀬戸内海の潮流の複雑な動きによって砂が運ばれ堆積した浅瀬が消滅してしまったことがとらえられます。

詳しくは「瀬戸内海・三原瀬戸(竹原市幸崎沖)の海底地形」のページをご覧ください。


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