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シミュレーションによる動作検証(エクセルの利用)

「New 2004年 4月」 「New 2004年 4月」
パソコンと,CAD(Computer Aided Design)ソフトを使うと, シミュレーションによって 回路動作を検証できます。
CAD と言っても難しいソフトを使う必要はありません。 普段使っている表計算(例えばエクセル)でもシミュレーションは可能です。

指導書の第2ページの回路をシミュレーションしてみましょう。

ここで,下図のようにエクセルの表を考えます。 横軸は各変数を,縦軸は時間の経過を意味します。
Q と q の関係については,縦軸方向の一つ前が q,一つ後ろが Q とします。 詳細は図の後で説明します。

(xls) 同じファイルのダウンロード

この表の中身について説明します。
それでは,実際に A 行と B 行の値を変えてみたとき, 出力がどうなるかシミュレーションしてみましょう。 もちろん,C〜M 列については一切いじる必要はありません。 なお,エクセルでは縦軸は 3万行程度まで延長可能です。 新たな行を入れる場所は, 第20行目と第21行目の間が最適です。 ここに新たな行を入れても,グラフについて全くいじる必要がありません。 もしも新たな行を入れるのが最終行の後ろだとすると, グラフを再設定する必要があります。
特に操作方法を書きませんが,グラフが見やすくなるための操作をして次の図が得られました。