back 1999/9/6

このテキストの利用方法...Hello_World...

(Windows 版 Visual C++ を利用している人)

ここで教えている手順は,望月の授業にて学生が踏むべきものです。
この手順は次のような考えの下に作られました。
  1. 授業中に使うことを前提とする
  2. 初心者でも分かりやすいこと
  3. プログラミングを学ぶこと
従いまして,上記用途以外の目的に使う場合, やっている事も手順も最適とは言えません。
Windowsの能力を生かしたプログラムを作りたい等, 自分なりの要求がある場合は,自分で調べるようにして下さい。

手順
  1. 環境の確認
    1. パソコンの電源が入っているかどうか
    2. Loginしたかどうか
    3. Windowsが立ち上がっているかどうか
    4. ブラウザ(IEか,またはNN)がたちあがっているかどうか
    5. --- /jugyo/cpu/cc0w.html を閲覧しているかどうか(今,見ていますね!!)
  2. VisualC++ の立ち上げ
    1. Windows のタスクバー上の「スタート」ボタンから
       →「プログラム」
        →「Microsoft Visual C++6.0」
         →「Microsoft Visual C++6.0」とし,ビジュアルC を起動する。
    2. 立ち上げた直後は"ワークスペース"は空のはずである。
    3. 念のため,
      Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」を開いたとき, 「ワークスペースを閉じる」が操作できるようであれば, 「ワークスペースを閉じ」ておこう。
  3. 前回開発中のプログラム修正準備
    1. 新規のプログラムを開発する人は,手順 4 に行って下さい。
    2. Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から
       →「開く」を選択する。
       そして,今回修正したいプログラムを選択して「開く」を押す
    3. 今回,ファイル名を変更したければ,この場で,
       Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から
       →「名前を付けて保存」を選択する。
       適当な名前を付け,「保存」を押す
    4. Visual C++ のタスクバー上の「ビルド」から
       →「コンパイル」を選択する。
        →何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。
    5. これで修正の準備が完了したので,次は手順 5 に行く。
  4. 新規プログラム作成準備
    1. Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から
       →「新規作成」を選択する。
    2. 新規作成Windowが現れたら,
      「ファイル」というタブを選択し,
        「C++ソースファイル」を選択する
         「ファイル名」の項目はたとえば"p0605.cpp"というふうに入力する。
          (...6月5日作成のプログラムというつもり)
          漢字やひらがなを含むファイル名は止めましょう。
          「位置」の項目は デスクトップ とする。
           これにより,プログラムを打ち込む場所が出来た。
    3. Visual C++ のタスクバー上の「ビルド」から
       →「コンパイル」を選択する。
        →何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。
  5. プログラムの打ち込みと実行開始
    1. 手順 4-b 等により作った領域に,プログラムを打ち込むことが出来る。
      プログラム例 :

      #include <stdio.h> main() { printf("Hello World !! \n"); }
    2. 特に,新規にプログラムを作る場合には,コピーすれば良い。
       手順
      1. ブラウザ上で,今からコピーしたい領域をマウスでドラッグする。
        (ドラッグとは,まずは領域の先頭にマウスをもって行き, マウスの左ボタンを押し始め, 続いて左ボタンを押したまま領域の最後尾にマウスをもって行き, マウスの左ボタンを離すという一連の作業のことです)
      2. ブラウザのメニューバー上の「編集」メニューから
         →「コピー」を選択する。
      3. Visual C++ で,コピー先の場所をマウスでクリックする
        (クリックとは,領域の先頭にマウスをもって行き, マウスの左ボタンをカチッと一回押して離すことです)
      4. Visual C++ のメニューバー上の「編集」メニューから
         →「貼り付け」を選択する。
       以上で,コピーが完了したはずです。
    3. もしもプログラム中で修正したいところがあれば,修正する。
    4. プログラムを実行させたいならば,次の操作をする:
       Visual C++ のタスクバー上の「ビルド」から
        →「! 実行」を選択する。
         →何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。
  6. プログラムの実行に際して
    1. プログラムにミスがあると,エラーの個数を表示して止ってしまいます。
       その場合は,手順 5-c に戻って,修正して下さい。
    2. プログラムにミスが無ければ,エラー 0 個となり,プログラムが実行されます。
       実行画面は,背景が黒の"コンソール画面"と呼ばれるものです。
       実行が終わると「Press any key to continue ...」と聞いてきますので, 必ず何らかのキーを押してコンソール画面を終了させます。
       もしも修正したいところがありましたら,手順 5-c に戻りましょう
  7. 新しいプログラムの開発-1-(データは破棄)
    1. 一つのプログラムについて学習が終わり, 学習したプログラムを破棄してよければ, そのまま 手順 5-c に戻って新しいプログラムを作りましょう。
  8. 新しいプログラムの開発-2-(データの保存付き)
    1. 一つのプログラムについて学習が終わり, 学習したプログラムを保存しておきたければ,次の操作をして下さい:
       Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から,
       →「ワークスペースを閉じる」を選択する。
        その際,ファイル名が聞かれたら,適当なものを答えておきましょう。
    2. 新しいプログラムの開発をしたければ,手順 4 に戻ります。
  9. Visual C++ の終了
    1. Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から,
       →「アプリケーションの終了る」を選択する。
        その際,ファイル名が聞かれたら,適当なものを答えておきましょう。
  10. その他注意すべき事
    1. 手順 5-b を上手く使うと,非常に楽に進めることが出来ます。
    2. データ保存の際に自分専用の領域を選べば, データを残すことが可能です。
      (手順 3-c, 4-b, 8-a, 9-a)
    3. ファイルのうちで,必要なのは *.cpp という拡張子のついたものだけです。 それ以外のファイルは消してしまってかまいません。
      *.cpp というファイルだけならば,かなり大きなプログラムを作っても, フロッピーディスク一枚に収まります