return to upper page Update 2008.9.5 New 2008.9.5
【新連携/モノ作り中小企業全国フォーラムに参加しました
  1. 【はじめに】表記のフォーラムに,この8月6日,ロボコン部が参加しました。私は部の顧問として同行しました。その様子(写真)をII.に,詳細をIII.〜V.に示します。
  2. 【写真】
    会場は東京国際フォーラムでした。ポスターもしっかりしています。


    地下2階が会場です。多くのブースがあることが,ゲート越しにわかります。


    フォーラムの意味として「人作り」も重要であるという認識から,高専のロボコン部も展示の場を頂きました。左の写真はとりあえず荷解きが終わった,右の写真は取材を受けているところです。


    午後はステージイベントがあり,わずかな時間ですがロボットの紹介と対戦がありました。呼ばれたのはサレジオ高専と沼津高専でした。この写真はロボットをセットしたところです。


    最初に,司会の方から顧問に,各クラブの活動について質問がありました。


    続いて,ロボット同士の対戦が行われました。ルールは騎馬戦を基にしたものであり,ハタの本数で勝負が決まります。
    勝ったのは沼津ですが,サレジオ高専のロボットは勝負よりもむしろその形状や動きに主眼を置いたものでした。


    勝者インタビューです


    サレジオ高専のクラブは,NHKロボコンだけでなく,ソーラーカーレースの活動もしているということで,特別に紹介がありました。

  3. 概要】8月5日〜8月6日に東京国際フォーラムにおいて,新連携/モノ作り中小企業全国フォーラムというイベントがありました。
    その二日目(8/6)の午後に,「モノ作り・人作りフォーラム」という2時間ほどのステージがあり,その一部として高専ロボコンのデモンストレーションがありました。
  4. 【準備等】6月の末に,このフォーラムの担当者から問合せがありました。結論だけ言えば,2007年度の高専ロボコンのマシンで参加できないかというものでした。そのロボットは既にある程度分解してしまったので正直言って参加は難しいかもと思いましたが,昨年度ロボット作成をした学生に確認したところ十分に修理できるということで,参加させていただくことにしました。
    担当する学生達は,急いでロボットの修復にかかりました。また,当日はロボコン部の下級生も応援に行けることになりました。
    展示の一つであるとの位置づけもで,ロボットのピット(修理工場)は,お客さんの集まる場所に用意していただきました。そのため,沼津高専紹介のパネルや,パンフレットも持っていくことができました。担当者の方には,こうした許可まで頂き感謝しています。
  5. 【当日】上の写真で示すように,勝負だけ見れば勝ちでした。しかし,サレジオ高専のロボットの目的は,勝負を超えたものだと言えます。我々のクラブも,ロボットとはという問いかけに対してもっと豊かな回答が得られるようにしたいものです。
    なお,このフォーラムの目玉は,ロボットよりも,むしろ多くの中小企業が集まって展示しているということでした。こうした場に,学生を連れて行くとができたこと自体が学生教育に非常にためになったと思います。この点も深く感謝したいと思います。