4. 『マハーバーラタ』あらすじ

6) ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ、ナクラ、サハデーヴァとカルナ

娘時代に、クンティーはある仙人を喜ばせ、お礼に神を呼び出す呪文を与えられた。この呪文を使って、クンティーは、ダルマ神からユディシュティラ、ヴァーユ神からビーマ、インドラ神からアルジュナの三王子を得る。マードリーのためにも、アシュヴィン双神からナクラとサハデーヴァの双子を得てやる。これがパーンドゥの五王子である。また、クンティーには娘時代に好奇心から呼び出した太陽神から得たカルナがある。カルナは、河に流され捨てられたが、御者に拾われ勇者に育つ。後に、カルナはカウラヴァ側につき、パーンダヴァの手ごわい敵対者となる。


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