4. 『マハーバーラタ』あらすじ

17) アビマニユとガトートカチャの死

一方、パーンダヴァ軍では、アルジュナの息子で、まだ若いアビマニユが母や妻の制止を振り払って敵陣に一人で切り込み、戦死する。アルジュナは仇をとることを固く誓う。また、同じ日の夜、クリシュナは、ビーマと森の魔物ラークシャサとの間にできた息子ガトートカチャをカウラヴァ軍の陣内に送りこんだ。ガトートカチャの夜襲で、クル軍は大損害を受けるが、カルナが応戦してガトートカチャは倒される。パーンダヴァがみな悲しむ中で、クリシュナはカルナがガトートカチャを倒すためにインドラから与えられた必殺の槍を使ってしまったことに喜ぶ。


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