4. 『マハーバーラタ』あらすじ

13) 戦争準備とクリシュナ

クリシュナは、13年の追放生活が終わったので、カウラヴァに王国の半分を返すよう要求することを提案した。クリシュナが使いとなって、カウラヴァと交渉する。老王ドリタラーシュトラや長老ビーシュマは、戦争を避けようとしたが、ドゥルヨーダナやカルナは戦争を望んだ。ドゥルヨーダナとアルジュナは、ともにクリシュナに援助を求めた。クリシュナは、自分と自分の軍隊ヤーダヴァ族を分けて、どちらかをえらべと告げた。ドゥルヨーダナは強力なヤーダヴァの軍隊を選び、アルジュナはクリシュナを選んだ。クリシュナはアルジュナの戦車の御者となった。こうして、クリシュナは自分の部族を敵に回すことになり、戦争の後に悲劇を招く。


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