赤青メガネで見る伊豆半島ジオパーク

堂ヶ島(どうがしま)

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堂ヶ島(どうがしま)

(西伊豆町)

堂ヶ島は西伊豆を代表する景勝地として知られています。波の侵食によりできた島々が点在し、伊豆の松島とも言われています。
海岸の崖では、伊豆半島が海底火山だった時代の噴火に伴う水底土石流の地層と、その上に降り積もった軽石・火山灰の地層を見ることができます。これらの地層が隆起した後、波に削られて断崖ができることで、堂ヶ島の特徴的な景観がつくられました。
写真左上の4つの連なった島は三四郎島と呼ばれています。これらの島は、かつての海底火山の地下にあった「マグマの通り道」のなごりです。三四郎島と伊豆半島本土と間には、島を回り込んできた波によって石や砂がたまり、細長い浅瀬ができています。干潮時には浅瀬が海上に姿を現し(トンボロ現象)、三四郎島まで歩いて渡ることができます。

国土地理院の空中写真(CB-89-4X C15A-2, 3 1989年撮影)から立体視画像作成

赤青メガネで見る伊豆半島ジオパーク
地理@沼津高専