赤青メガネで見る伊豆半島ジオパーク

小室山(こむろやま)

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小室山(こむろやま)

(伊東市)

約1万5000年前の噴火によって、吹き上げられたマグマのしぶき(スコリア)が噴火口の周囲に降りつもってできたスコリア丘という地形です。
そのふもとからは伊豆東部火山群のなかで最大となる5億3000万トンもの溶岩が流れ出し、四方に分厚い溶岩台地を形成しました。川奈ホテルのゴルフ場や川奈港などは、この溶岩によってつくりだされた地形を利用しています。
小室山は大室山と並んで伊東のランドマークとなっています。山頂にはリフトに乗って行けるほか、遊歩道を歩いて登ることもできます。山頂への登り口には小室山公園があります。園内には10万本のツツジをはじめ、ツバキ、梅、桜などが植えられており、四季折々の花を楽しむことができます。

国土地理院の空中写真(CB-94-3X C2-19, 20 1994年撮影)から立体視画像作成

赤青メガネで見る伊豆半島ジオパーク
地理@沼津高専