愛鷹ローム層の標本

愛鷹山麓の沼津高専と富士山
愛鷹山麓にある沼津高専
愛鷹ローム層の標本
愛鷹ローム層の標本


地層は、大地の過去の出来事を記録した、いわば古文書のような存在です。地層を解読することによって、過去の火山活動や環境変化などを知ることができます。
地層の見える露頭は工事現場で次々と現れていますが、ほとんどの場合、工事が終われば消滅してしまいます。
沼津高専では、新校舎建設の際に出現した露頭から地層を剥ぎ取って、標本として保存し、いつでも観察できるようにしました。 この標本パネルでは、「愛鷹ローム層」とよばれる この地域独特の地層を観察することができます。


愛鷹ローム層ってなに?

標本で観察できる地層

標本採取地点

標本パネル展示までの経緯

写真で辿る標本パネルの完成まで


展示場所

沼津高専図書館の1階ロビー壁面にて展示しています。
標本にしたのは地表から深さ8mまでの地層ですが、展示スペースの制約から2mずつ4枚に分割して展示しています。
常時、一般公開しておりますので、どうぞ見学にいらしてください。


沼津工業高等専門学校
静岡県沼津市大岡3600
電話 055-926-5712 (総務課総務係)

交通
JR御殿場線 下土狩駅から 徒歩で約20分
JR東海道線・新幹線 三島駅(北口)から タクシーで約10分
東名高速道路 沼津ICから 車で約5分


佐藤崇徳 (E-mail)