4. 『マハーバーラタ』あらすじ

8) ドローナ

ドリタラーシュトラは、クンティーとパーンドゥの五王子を都ハスティナープラに招き、自分の百王子とともに育てる。クル族の武術師範ドローナが師となり、彼らを鍛えた。何事にも五王子が秀でて、百王子は心穏やかではない。武術ではとりわけアルジュナが優れ、ドローナに最もかわいがられる。ある日、ドリタラーシュトラ王の前で王子たちが腕比べをしているところに、カルナが現れアルジュナに挑戦する。アルジュナは身分の違いを理由に受けない。カルナは、激しくアルジュナを憎み、ドゥルヨーダナと深い友情を結ぶ。ドゥルヨーダナたちは、パーンダヴァの五王子に嫉妬して、命を狙った。燃えやすい宮殿を作って、ユディシュティラたちを泊まらせ、火をつけた。パーンダヴァたちは、危険を察知して難を逃れた。


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