LastUPDATE '07.5.17(容量値の変化について追加); New '07.5.17(新たに作成する)

結果を詳しく検討するには,CIRファイルから回路図を再現してください


PWMの働きの基礎

アナログ信号→PWM信号

ファイル ' nc121.cir ' の中身の抜粋。 Download
* circuit c121
.tran  30u  500m  0  30u
V1  1  0  pulse(1.3V  3.7V  0s 9.9ms 9.9ms 0.1ms 20ms) 
V2  2  0  sin(2.5V 1.0V 2Hz)
Rout  0  3  10k
X1 2  1  3  opamp00
.probe
*-----------------------------------------------------

*(skip)

.probe
.END
これは spice にて「PWMの基礎を理解する」ことを目的とした教材である。


回路 nc121 をシミュレーションするための操作
(1) ngspice の起動
(2) 「file」>「open」から nc121.cir を開く
(3) 「file」>「run」 コマンドによるシミュレーションの実行
(4) 「Graph」>「Select Vector」コマンドを選ぶ
--->すると,表示すべき電圧を聞いてくる。
(5) v(1) v(2) v(3) と打ち込む
(6) (お好みで)「Command」>「Edit source」から編集すればパラメタを変えられる。

(課題)電圧源V2のパラメタを,sin(2.5V 0.5V 2Hz) として観察しよう
(課題)電圧源V2のパラメタを,sin(2.0V 0.5V 2Hz) として観察しよう
(課題)電圧源V2のパラメタを,sin(3.0V 0.5V 2Hz) として観察しよう
(課題)電圧源V2のパラメタを,sin(2.5V 0.3V 2Hz) として観察しよう
(課題)電圧源V2のパラメタを,sin(2.5V 1.0V 10Hz) として観察しよう
(課題)電圧源V2のパラメタを,sin(2.5V 1.0V 1Hz) として観察しよう

ここでの例は,非常に低い周波数です。
もしもこの回路技術を使って,モータをもっと滑らかに回したいなら,
三角波の周波数をもっと高い周波数にするべきです。そのためには,
どのようにしたら良いか考えよう。

PWM信号 → アナログ信号

ファイル ' nc122.cir ' の中身。 Download
* circuit c122
.tran  30u  2500m  0  30u
V1  1  0  pulse(1.3V  3.7V  0s 9.9ms 9.9ms 0.1ms 20ms) 
V2  2  0  sin(2.5V 1.0V 2Hz)
X1  2  1  3  opamp00
V3  4  0  3.0V
R1  3  5  6k 
R2  4  5  1k 
X2  5  6  6  opamp00
R3  6  7  100k
C1  7  0  1u
.probe
*-----------------------------------------------------

*(SKIP)

.probe
.END
これは spice にて「PWMの原理を理解する」ことを目的とした教材である。


回路 nc122 をシミュレーションするための操作
(1) ngspice の起動
(2) 「file」>「open」から nc122.cir を開く
(3) 「file」>「run」 コマンドによるシミュレーションの実行
(4) 「Graph」>「Select Vector」コマンドを選ぶ
--->すると,表示すべき電圧を聞いてくる。
(5) v(1) v(2) v(5) v(7) と打ち込む
(6) (お好みで)「Command」>「Edit source」から編集すればパラメタを変えられる。

(課題)出力にはリップル成分が多いはずである。どうしたらリップル成分を軽減できるか。実際に操作して確認しよう。
--->容量C1を増やしてみよう