E4 PBL C_Cubic "G11 : Sensor Interface" | |
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解説1:(これ以降すべてのシミュレーションに共通する解説) (A) 回路図上はオペアンプの電源に配線を書いてありませんが,実際には配線することは当然です。 (B) 写真の回路と,回路図は基本的に対応していますが,対応しない場合があります。その際は各回路の解説で明記します。 (C) 回路定数については,実回路(写真)とCIRファイルとは,基本的には対応はありません。なんとなく近い定数が使われているようにも見えますが,筆者は値を保障しません。そもそも実際の抵抗器は誤差を含んだものです。1kΩの抵抗があったとして,シミュレーション上では,1.00000kΩ(実際には 0 はもっと長く続く)ですが,実際の回路では1%ほどの誤差があり,990Ωから1010Ωのいずれかです。ましてや,シミュレーションの結果がきれいに出るようにと,わざわざ異なる定数を使っている場合もあります。 (D) 入力端子は,針金を曲げてあります。出力端子は,金色で縦に伸びた端子です。 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) という2つは,全回路に共通です。 解説2:(この回路に関する解説) 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) 入力3:センサの抵抗値(ボリュームを使うように設定するなら,その回転で変更可能) 出力1:回路右上の端子:Vref 。通常は,電源電圧の半分(2.5[V]) 出力2:回路右下の端子:Vout。センサの抵抗値に応じた電圧を出力 (a) CIR ファイル内において,20uA,100Hzの正弦波で働く「i102」という 電流源を用意しています。 これは,sensor が温度に反応して抵抗値を変え,その結果 ノード101の電圧が変化した場合について,シミュレーションの上でも,電圧変化させるためのものです。ですから,実回路には存在しません。 逆に,実回路には可変抵抗がありますが,シミュレーション上は存在しません。 | |
E4 PBL C_Cubic "G21 : Voltage to Frequency Converter" | |
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解説 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) 入力3:回路左側の青色の端子:Vref 。電源電圧の半分(2.5[V]) 入力4:回路左側の緑色の端子:Vin。g11と接続するなら,センサの抵抗値に応じた電圧 出力:回路右側の端子:Vout。Vinに応じた周波数の方形波を出力 シミュレーションする際の特別な注意はありません | |
E4 PBL C_Cubic "G31 : Amplitude Modulation Transmitter" | |
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解説 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) 入力3:回路下側の無色の端子:Vin 。g21と接続するなら,1kHz程度の方形波 出力:トランジスタQ302のコレクタ端子と,5[V]電源との間で抜き差しできる抵抗器の,コレクタ側 (a) ng31 というファイルは,上記回路図の通りの回路です。また,写真の回路とも同じです。ただし,R309の周りだけは異なります。 R309は写真上もありますが,L303は写真を撮影したときには用意してありませんでした。 なお,ng31 というファイルでは,R309と並列にL303があるだけでなく,更にC306という容量も並列にしてあります。 (b) この回路においては,Q301 の動作は,Vin の値には左右されないのが理想です。しかし,ng31 においては私の操作の限りでは,Q301 は Vin の影響を受けるというシミュレーション結果が得られています。 そこで,端子 301 から C304 への配線を変更することにしました。変更点は,Q301 のコレクタ端に負荷抵抗を設けること,端子301 から C304 に接続されていた配線を,Q301のコレクタ端から C304 までの配線に変更することです。 これを実現したのが,ng31b です。このCIRファイルでシミュレーションをしてみると,Q301は他の影響を受けていません。実際の回路も,むしろ ng31b の構成にしたほうが良いかもしれません。 (c) R309とL303とC306は,共振器といって,目的とする周波数の信号だけを通し,それ以外の周波数帯の信号を取り去るものです。 このことを特別にシミュレーション上で確認するためのCIRファイルが,ng32 です。 | |
E4 PBL C_Cubic "G41 : Amplitude Modulation Receiver (Radio)" | |
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解説 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) 入力3:回路上側の緑色の端子:Vin0 。g31と接続するなら,AM変調された1MHz ほどの信号 出力:回路右側の金色の端子:Vout。g11〜g31と接続するなら,1kHzほどの方形波 (a) ng41 というファイルは,上記回路図の通りの回路です。また,写真の回路とも同じです。ただし,C412, C413, L413 の周りが異なります。 写真の回路には,C412, C413, L413 がありません。従って,写真の入力端子は,Vin0 のことです。 (b) C413, L413 は共振器といって,電波のうちで目的とする周波数の信号を取り出してそれ以外の周波数帯の信号を取り去るための回路です。 (c) ng41 というファイルには,更に,Vin1を作り出すために,複数の正弦波電源を足し合わせています: [1.0V,400kHzの正弦波] + [0.4V,399kHzの正弦波] + [0.4V,401kHzの正弦波] + [1.0V,900kHzの正弦波] + [0.4V,898kHzの正弦波] + [0.4V,902kHzの正弦波] これは,次のように言い換えることができます。 周波数1kHz,変調度80% で変調された,[ 1.0V,400kHzの正弦波] + 周波数2kHz,変調度80% で変調された,[ 1.0V,900kHzの正弦波] | |
E4 PBL C_Cubic "G51 : Frequency to Voltage Converter" | |
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解説 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) 入力3:回路左側の緑色の端子:Vin 。g11〜g41と接続するなら,1kHzほどの方形波 出力:回路右側の金色の端子:Vout。方形波の周波数に比例した電圧の直流電圧 (a) この回路においては,入力として想定されるのは,1kHz程度の周波数の方形波です。しかし,ng51 というファイルには,Vinを作り出すために,複数の正弦波電源を足し合わせています。 正弦波の基本波は,信号ですが,それ以外の高い周波数の正弦波は,ノイズだと想定しています。 実はこの回路は「少々のノイズがあっても確実に動く」ように望月が設計したのですが,本当に設計どおり動くかどうか確認するために,わざわざノイズを含む信号を入力に与えたわけです。 | |
E4 PBL C_Cubic "G61 : Pulse Width Modulation Circuit" | |
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解説 <入力側の配線> 入力1:回路左側の黒い端子:電源の 0[V](全回路共通) 入力2:回路左側の赤い端子:電源の 5[V](全回路共通) 入力3:回路下側の緑色の端子:Vin 。0〜2[V]の直流電圧 <出力側の配線> 出力1:回路右側の黒い端子:モータ用電源の 0[V] 出力2:回路右側の赤い端子(Motor2): モータへの接続のうちの1本 <回路基板外の配線> 基板外1:Motor1:モータへの接続のうちのもう1本であるとともに,モータ用電源の+端子に接続します <モータ用電源> モータ用の電源は,モータの定格を満たすものでなければいけません。通常は,3[V],1[A]程度のものを用意すれば良いようです。 <回路基板用電源> 回路基板用の電源は,電源電圧は5[V]です。電流は0.1[A]も流すことができれば十分です。 (a) ng61
というファイルは,上記回路図の通りの回路です。また,写真の回路とも同じです。ただし,D601の周りだけは異なります。 |