静大授業
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last update 98/12/15

静大プログラミングについて

新年度のシラバス案(12/15 教科書を変更)

新年度のシラバス案

以下のようなシラバスを原案として考えてみましたが, いかがでしょうか。
進め方としては,次の3つに分けて考えることができます。
・前半:座学:コンピュータの基礎知識を話す
・中盤:コンピュータの使い方教室 (OSの使い方,キー入力になれる,エディタの使い方)
・後半:FORTRAN講座
となっています。
中盤までは,昨年の講義に比べて充実させてあり,
後半は,前回の私の講義に比べて充実させてあります。
なお,目標と授業内容は,「FORTRAN」を「C」に変えただけです。
テキストは,高専でも使っている非常に基本的なものを上げてみました。
このテキストは特にプラットフォームを選ばない本です。
授 業 科 目 名 科目コード必選区分
 プログラミング
担当教官名 対象年次 開講期 授業時数 単位数 必選区分
 望 月 孔 二   2  前期  30   1  選択
〔授業目標〕 実際に計算機を使用するプログラミング演習を通じて、 自力でプログラムし計算機を使用して問題を解決する能力を養う。
〔授業内容〕 電気・電子工学の技術者にとっては、 計算機言語に関する知識も必要不可欠であると言える。 この講義では、大学の電気・電子工学科で 最も広く用いられている計算機言語である「C」を対象とし、 計算機言語についての知識を得ると共に、 自力でプログラミングを行うことを可能とするための プログラミング実習を実施する。 又、同時に初歩的な数値計算の手法についてもふれる。
なお、講義の形式としては、毎回、 前半は教室で計算機言語に関する講義を行い、 後半は情報処理センター教育用端末機室で演習を行う。 講義内容の主なものは、次の通りである。
第1週 コンピュータの基礎知識-1 その生い立ち、基本構成、情報の表現方法(文字と数値) について
第2週 コンピュータの基礎知識-2 入出力装置、記憶の方法、演算のしくみと論理回路、 ネットワークとネチケット について
第3週 計算機室の使い方-1 ログイン-ログアウト、ファイル操作、OS について
第4週 エディタの使い方 簡単なアプリの起動、エディタ
第5週 Visual C+ の使い方 起動と、環境設定
第4週 C言語-1 "Hello, World!"、コンパイル
第5週 C言語-2 数値の型と代入文
第6週 C言語-3 入出力と,数値演算
第7週 C言語-4 比較と反復
第8週 C言語-5 配列
第9週 C言語-6 文字データ
第10週 C言語-7 ポインタ
第11週 C言語-8 関数の書き方と使い方
第12週 C言語-9 ファイル入出力
第13週 C言語-10 数値計算
〔教  材〕
 教科書:戸川 隼人 著,サイエンス社,NSライブラリ4,「ザ・C[第2版] -ANSI C 準拠 -」
  補足事項について、随時プリントを配布する。
〔成績評価の方法〕 演習の様子、レポート、期末試験から総合的に評価される。
〔備  考〕  実際にコンピュータに触って慣れ親しむことが大切であり、 授業時間以外でも計算機が使える時間を取って自分なりに 演習することが望ましい。
計算機を使うことにより、実験のレポートの作成等を 大いに効率化できる可能性がある。 その為、選択科目ではあるが多くの学生が受講することを勧める。