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Last Update 2000/4/26 新年度の静大の環境に合わせて,ファイルの格納場所を変更。
Update 1999/9/6 作った
このテキストの利用方法...Hello_World...
(静岡大学 計算機室で,Windows 版 Visual C++ を利用している人)
ここで教えている手順は,望月の授業にて学生が踏むべきものです。
この手順は次のような考えの下に作られました。
授業中に使うことを前提とする
初心者でも分かりやすいこと
プログラミングを学ぶこと
従って,上記用途以外の目的に使う場合, やっている事も手順も最適とは言えません。
(つまり,ここで説明していることは, 「間違いなく動作できること」を第一に考えたものであり, 使い慣れた人から見たら無駄の多い方法かもしれません。 しかし,一斉授業を一人で見るためには, こういった「標準」を決めなければ,とても面倒を見きれないのです。 Windowsの能力を生かしたプログラムを作りたい等, 自分なりの要求がある場合は,自分で調べるようにして下さい。)
手順
環境の確認
パソコンの電源が入っているかどうか
Loginしたかどうか
Windowsが立ち上がっているかどうか
ブラウザ(IEか,またはNN)がたちあがっているかどうか
--- /jugyo/cpu/cc0w.html を閲覧しているかどうか(今,見ていますね!!)
VisualC++ の立ち上げ
Windows のタスクバー上の「スタート」ボタンから
→「プログラム」
→「Microsoft Visual C++6.0」
→「Microsoft Visual C++6.0」とし,ビジュアルC を起動する。
立ち上げた直後は"ワークスペース"は空のはずである。
念のため,
Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」を開いたとき, 「ワークスペースを閉じる」が操作できるようであれば, 「ワークスペースを閉じ」ておこう。
前回開発中のプログラム修正準備
新規のプログラムを開発する人は,手順 4 に行って下さい。
Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から
→「開く」を選択する。
そして,今回修正したいプログラムを選択して「開く」を押す
今回,ファイル名を変更したければ,この場で,
Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から
→「名前を付けて保存」を選択する。
適当な名前を付け,「保存」を押す
Visual C++ のタスクバー上の「ビルド」から
→「コンパイル」を選択する。
→何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。
これで修正の準備が完了したので,次は手順 5 に行く。
新規プログラム作成準備
Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から
→「新規作成」を選択する。
新規作成Windowが現れたら,
「ファイル」というタブを選択し,
「C++ソースファイル」を選択する
「ファイル名」の項目はたとえば"p0605.cpp"というふうに入力する。
(...6月5日作成のプログラムというつもり)
漢字やひらがなを含むファイル名は止めましょう。
「位置」の項目は デスクトップ とする。
デスクトップの場所は,通常はフォルダ選択の最上位にある。 もしも最上位に見つからなかったならば, 「C:\Winnt\Profiles\******\デスクトップ」 (******とは,ログインしたときの ID ) という場所を選択する。
これにより,プログラムを打ち込む場所が出来た。
Visual C++ のタスクバー上の「ビルド」から
→「コンパイル」を選択する。
→何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。
プログラムの打ち込みと実行開始
手順 4-b 等により作った領域に,プログラムを打ち込むことが出来る。
プログラム例 :
#include <stdio.h> main() { printf("Hello World !! \n"); }
特に,新規にプログラムを作る場合には,コピーすれば良い。
手順
ブラウザ上で,今からコピーしたい領域をマウスでドラッグする。
(ドラッグとは,まずは領域の先頭にマウスをもって行き, マウスの左ボタンを押し始め, 続いて左ボタンを押したまま領域の最後尾にマウスをもって行き, マウスの左ボタンを離すという一連の作業のことです)
ブラウザのメニューバー上の「編集」メニューから
→「コピー」を選択する。
Visual C++ で,コピー先の場所をマウスでクリックする
(クリックとは,領域の先頭にマウスをもって行き, マウスの左ボタンをカチッと一回押して離すことです)
Visual C++ のメニューバー上の「編集」メニューから
→「貼り付け」を選択する。
以上で,コピーが完了したはずです。
もしもプログラム中で修正したいところがあれば,修正する。
プログラムを実行させたいならば,次の操作をする:
Visual C++ のタスクバー上の「ビルド」メニューを選び,
もしも「!実行」という選択が出来ないようならば,
→「コンパイル」を選択する。
→何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。 →改めて,「ビルド」メニューを繰り返そう。
もしも「!実行」という選択が出来るならば,
→「! 実行」を選択する。
→何か聞かれることがあるけれど,「はい」と答えておこう。
プログラムの実行に際して
プログラムにミスがあると,エラーの個数を表示して止ってしまいます。
その場合は,手順 5-c に戻って,修正して下さい。
プログラムにミスが無ければ,エラー 0 個となり,プログラムが実行されます。
実行画面は,背景が黒の"コンソール画面"と呼ばれるものです。
実行が終わると「Press any key to continue ...」と聞いてきますので, 必ず何らかのキーを押してコンソール画面を終了させます。
もしも修正したいところがありましたら,手順 5-c に戻りましょう
新しいプログラムの開発について。 一つのプログラムについて学習が終わり, 別のプログラムを学習したければ,次のいずれかの操作をして下さい:
学習が終わったプログラムを
破棄
して良い場合
「Delete」キーを繰り返し押すことによって, 今あるプログラムを全部消しましょう。 そして 手順 5-c に戻って新しいプログラムを作りましょう。
学習が終わったプログラムを
保存-1(最も確実)
一度 Visual C++ を修了します。 その際に,「保存しますか」という問いが現れたら, 「はい」と答えよう。 改めて 手順 2 の VisualC++ の立ち上げからやり直します。
学習が終わったプログラムを
保存-2(ちょっと注意)
Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から,
→「ワークスペースを閉じる」を選択する。
その際,ファイル名が聞かれたら,適当なファイル名を答えましょう。
新しいプログラムの開発をしたければ,手順 4 に戻ります。
悪い例
前項(c項)の操作無きまま,手順 4 に戻ると,エラーになります。
それは,どういうことかというと, プログラム中に「main」という名前の関数が二つ出来てしまうことによります。
手順 4 は自動的に「main」という関数を作り,メモリ上に確保します。
古い main は前項(c項)の操作や,いったん VisualC++ を終了することにより, メモリ上の main を消すことが出来るわけです。
Visual C++ の終了
Visual C++ のメニューバー上の「ファイル」から,
→「アプリケーションの終了る」を選択する。
その際,ファイル名が聞かれたら,適当なものを答えておきましょう。
その他注意すべき事
手順 5-b を上手く使うと,非常に楽に進めることが出来ます。
データ保存の際に自分専用の領域を選べば, データを残すことが可能です。
(手順 3-c, 4-b, 8-a, 9-a)
ファイルのうちで,必要なのは *.cpp という拡張子のついたものだけです。 それ以外のファイルは消してしまってかまいません。
*.cpp というファイルだけならば,かなり大きなプログラムを作っても, フロッピーディスク一枚に収まります