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2000/2/1 「ザC++」の書評を加える。
1999/10/7 New.
参考文献
私が読んできた本と,その簡単な解説を述べます。
なるべく書評を書こうと思うのですが。
昔読んで,細かいところを忘れてしまった本などについては,
書評を特に書いていない事もあります。
私が読んでいない本の中にも,良い本はいっぱいあります。
学生たちには,この書評を参考にしながらも,とらわれずに,
様々な本を読んでもらいたいと思います。
C,C++言語関係
- 「プログラミング言語C 第2版」
B.W.カーニハン, D.M.リッチー 著, 石田晴久 訳, 共立出版, 1989年
この本は,C言語のバイブルのようにいわれている本です。
私も学生時代にこの本の第1版を読んで,C言語を勉強しました。
C言語をやるからには是非とも一読したいものです。
- 望洋博士の入門シリーズ「明解 C言語 入門編」 柴田望洋著, SOFTBANK BOOKS, 1998年(4月)
ISBN4-7973-0583-5, 2500円('98年)
2500円という手軽な値段の割に,ハードカバーでかなりの厚さを持っており,
買い得感があります。
この本の特徴は,その分量を,
初心者のステップアップのために使っているという点です。
プログラミング例が豊富で,
次から次へと繰り出される例題が本当に少しずつだけレベルアップしていますので,
例え初心者がパソコン無しに独習しても易々とマスターできるでしょう。
- NSライブラリ4「ザ・C[第2版]」 戸川隼人著, サイエンス社, 1997年第2版 (1987年初版)
この本の特徴は,同じシリーズの本に,
同じプログラミング例をもつ他言語の解説書もある,ということです。
従って,他の言語との対比で勉強するには最適です。
- NSライブラリ5「ザ・C++]」 戸川隼人著, サイエンス社, ?年
C を C++ にするには,「クラス」を学ぶ必要が有ります。
「クラス」に関しては,いろいろな本が取り扱っていますが,
この本では,簡単にかつ明瞭に記述してあり,
私が今まで見た10冊程度の本の中では一番だと思います。
もちろん,この本は「教科書」として書かれていますので,
高度な使い方をするにはこれ以外の本も読む必要が生じるかも知れませんが。
UNIX関係
- 「UNIX入門 フリーソフトウェアによる最新UNIX環境」 小山, 斎藤, 佐々木, 中込著, トッパン, 1996年
ISBN4-8101-8947-3, 3689円('97年)
UNIXを使う上でとりあえず必要なことはすべて書いてあります。