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平成10年度 教授要目(シラバス,1998年度)

専攻科 1年 集積回路設計[集積]
Design of Integrated Circuits
専門基礎
選択
2単位
後期週2時間
望月 孔二
Kouji MOCHIZUKI
                                                                                                 .
[内 容] 電子回路理論の概要を整理するとともに,集積回路を作る/使うときに固有な問題点とその解決方
法を整理する。
  また,自分の専門を生かし,それぞれの立場から集積回路をより良く使うための設計技術を身につける。

[教科書] 自作プリント

[評 価] 評価は,主として提出レポートによるものとする。 レポートの課題はコース別に設定する。 (レポートのタイトル例: 機械系:「集積回路と外部回路を繋ぐインターフェース回路の設計」, 電気系:「課題の性能を持つフィルタ回路の設計」, 物質系:「集積回路を作る半導体材料に求められること」)

授  業  計  画
 第1週 はじめに:「なぜ集積回路設計」か,
        授業概要
        電子回路に必要な基礎
 第2週 デバイス製造技術
 第3週 素子の動作  (1):ダイオード,トランジスタ
 第4週             (2):FET
 第5週 ディジタルICの動作とその接続...電圧電流レベルから見たインターフェース
 第6週 アナログIC  (1):概要
 第7週             (2):加減算回路
 第8週             (3):微分回路,積分回路とその周波数特性
 第9週 フィルタ理論(1):インピーダンスとアドミタンス
 第10週             (2):RLCフィルタの特性とフィルタを集積回路化するときの問題点
 第11週 集積回路設計(1):アクティブフィルタ-I
 第12週             (2):アクティブフィルタ-II
 第13週             (3):スイッチトキャパシタフィルタ
 第14週             (4):ディジタルフィルタ
 第15週 回路設計ツールと,回路設計の実際


[備 考]