応用物理概論(前期・1単位) 4年編入生向け

4年編入生向けに物理学・応用物理学を補習する。
高専では,3年次までに,ふつう高校で学習する物理より,やや高度な内容まで学んでいる。たとえば,運動の法則はF=maと書くが,加速度aは速度の微分であるし,その速度は位置(変位)の微分である。したがって,F=maは微分を使って

(d2x/dt2)=F/m

のように書くこともできる。このように,微分や積分,あるいはベクトルなどの数学表記を用いて,物理をより体系的に表現することを,高専の学生は学んでいる(はずである)。この講義では,こうした数学表記に慣れてもらうことが一つの目標となる。

高専で学んでいる物理のもう一つの特徴は,工学的応用を目指していることである。このことは,本学で使っている教科書「科学者と技術者のための物理学」(サーウェイ著)を開いて見ればわかるだろう。この教科書を全部補習するには優に1年は必要だろうから,ここでは,主な章の章末問題をピックアップして,問題を解きながら「応用物理学」のエッセンスをおさらいする。

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