芳野研究室
〜〜〜 中学生の皆さんへ 〜〜〜


教官:芳野恭士(よしのきょうじ)
 昭和34年生まれで、地元沼津の出身です。専門は、生物系薬学です。
 趣味は、熱帯魚の飼育、甲虫類の飼育、パソコンなどで、たまにスキーや水泳、魚釣りもすることがありますが、普段はなかなか時間がないです。
 学校の課外活動では、弓道部の顧問をしています。弓道は古武道の一つですが、精神統一や基礎体力を鍛えるのにいいスポーツです。姿勢も良くなりますよ。高専に入ってから初めてやる人がほとんどで、社会人になって長く続けられるのも魅力的ですね。
 担当授業は、分子生物学、薬理学、生物工学実験など、バイオテクノロジーに関連した科目が多くて、どちらかというと上級生の授業が多いです。

研究テーマ:私達の健康をおびやかす酸化ストレスを防ぐ研究
 私達は酸素を利用して生きていますが、酸素は細胞毒性が強いため、私達の身体はこの物質をコントロールするのに苦労しています。酸素による毒性がうまく防げないと、癌や動脈硬化、アレルギーといった病気になったり、老化現象が進んだりします。私の研究室では、お茶やキノコなど、酸素の毒性を弱める成分を含む普段私達が食べる食品について、その成分の構造や性質を調べ、さらにマウスなどを使って病気を抑える効果の試験をしています。
 研究室には、現在2名の専攻科生と4名の5年生がいます。専攻科生と5年生は一日の多くを研究室で過ごし、大学の研究室と同じように、自分の研究テーマを持って研究を進めています。来年3月に卒業予定の5名の学生さんは、就職希望3名、進学希望が2名です。

私の研究室の公式ホームページは、http://user.numazu-ct.ac.jp/~k-yoshino/yoshino.htmです。学校のことや研究のことがいろいろ載っているので、是非見に来てくださいね。
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