疾病における免疫機能制御
http://gene.m.chiba.u.ac.jp-research/research.frame.html

<癌の疾病について> 担癌状態においては免疫抑制が誘導されており、その原因として、種々の抑制性サイトカ インなどが知られていて、同時にT細胞においてTCR複合体に構造異常、とりわけCD3z鎖 の消失が担癌マウス及び末期癌患者で起こることが判明し、抑制の一つの原因と考えられ る。担癌マウスの解析から、担癌マクロファージと正常T細胞との相互作用によってCD3z 鎖が消失することが判明し、この誘導がN-acetylcystein(NAC)によって阻害されることから、 マクロファージ由来の酸化ストレスによって誘導されることが明らかになったとのこと。 こうした"酸化型"マクロファージはまた、Th1誘導を阻害する事も示唆され、両者の機構が T細胞の抗腫瘍活性を抑制していると考えられるということらしい。 <感想> いままで、科学英語や、分子生物学の授業などでいろいろな抗癌物質などについての 論文を読んだり、先生の話を聞いた事はありましたがあまり、発癌のメカニズムなどについ てはっきりした事を詳しく聞いた事がありませんでした。とくにここでは発癌を免疫と関連 させた内容が書かれているので自分自身免疫と言うものに興味があるのでなんとなく興味を ひかれました。
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