分子細胞生物学のホームページへようこそ

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2.生命とは   細胞と生物そして生命の基本的関係

 

2.1 ホームページ概要

 広義には自己複製と自己維持を行うものと定義できますが、ここでは生物としての生命を考えておく。この意味においては、生命の基本的営みを行う自立的単位は細胞ということになる。、この細胞は、外界と適当に隔離された空間を提供し生命の設計図であるゲノムをもち遺伝を行い(自己複製)、また生命維持に必要な物質を作り出し環境に適応しながら自己維持や自己複製、増殖などを行う。また重要な細胞のもう一つの機能として生命活動に必要なエネルギーをつくりだす。

 

2.2 内容と感想

 ウイルスも自己複製のためのゲノムをもち一見生命のようだが、細胞に進入してその機能を利用しないと自己複製できない。また、ウイルスのゲノムはDNAやRNAであり、ウイルスは必要なときに細胞に感染させるため、ラベルを貼ってビンに入れて保存しておく化学薬品ようなものと考えることもできる。

 生命にとって細胞は必要であり、自己保存するために必要なデータがたくさん含まれているものであると考えられ、とても大切なものだと思った。


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