出生前診断  広がる「血清マーカーテスト」
http://www.medic.mie-u.ac.jp/japanese/1998/980809pregnancy.html

<概要> 『母体血清マーカーテスト』 妊婦の血液に含まれるタンパク質の量から胎児がダウン症や二分脊椎(せきつい)などの 特定の障害をもって生まれる確率を割り出す。欧米で開発され、英国、フランス(保険適用)、 デンマーク、米国の数州では広く採用されている。 日本では、平成六年から一般実施され、高齢出産の増加や複数の検査会社の参入で増えて いる。結果は、確率で示され、確定診断には0.3%程度の流産の危険性を伴う羊水検査が 必要だ。 <特に興味を引いた内容とその理由> 私は、このホームページを見て初めてダウン症が染色体異常で起こる病気だということが わかりました。これを読んでいると、生まれてくる我が子への心配から血清マーカーテスト を受けたいと思う母親の側の気持ち、と胎児が障害をもっている可能性が高いことがわかっ ても治療法がないため、「中絶」につながりやすいとの心配からあまりこのテストを勧めな い医師側の気持ち、という両方の気持ちのがよく分かるので、とても複雑な気持ちになりま した。
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