国立ガンセンター研究所−ウイルス部、発がん研究部 http://wwwinfo.ncc.go.jp/NCCRI/facts/0sj/10vir.html http://wwwinfo.ncc.go.jp/NCCRI/facts/0sj/14carc.html
<概要> ウイルス部では、C型肝炎ウイルス(HCV)及びヒトT‐細胞白血病ウイルス (HTLV‐I)による発がん機構の解明を目的として次の研究を行なっている。 1.ヒト培養肝細胞を用いたHCV増殖系の改良 2.HCVの細胞指向性に関する解析 3.HCV遺伝子の3’末端構造(3 ' X)に結合する細胞性蛋白質の同定 4.ヒトT‐細胞白血病ウイルス(HTLV-I)の細胞不死化機構の解析 この研究により、がん発症の予防及び治療法の確立をめざしている。 発がん研究部では以下のことの研究を行なっている。 1胃癌、乳癌などの日常的にみられる癌のがん体質の原因遺伝子の研究 2エピジェネティックな発がん機構の研究 3食品中発がん物質ヘテロサイクリックアミンがヒト発がんに及ぼす影響についての研究 また、1997年の研究は、 1.RDA法の応用によるラット多型マーカーの分離 2.MNNG誘発胃癌感受性遺伝子の染色体マッピング 3.ヘテロサイクリックアミン(HCA)の発がん機構 4.エピジェネティックな発がん機構の解明 これらは、まだ検討中の研究も含まれている。 <自分の興味を引いた内容とその理由> 基本的に、2つともガンに関する研究である。また、おなじ国立ガンセンターの研究機関 でもある。これを選んだのは、ガンに関心があるからであり、自分もガンに関する研究を今後 やりたいからである。特に、白血病には強い関心がある。この病気を含むガンで 亡くなる人がいると思うと、胸が痛い。こうして5体満足に暮らしている僕たちにはわから ないが、これらの病気をはやく治せるために研究したい。
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