ビリルビン
http://www.hamt.or.jp/KENSA/VISITOR/TEST/CHEMICAL/bil.html

概要; ビリルビンは赤血球のヘモグロビンから作られる色素である。間接ビリルビンと、直接 ビリルビンというものがある。間接ビリルビンは、寿命による赤血球破壊や、寿命以前 の溶血などで赤血球が分解されたものである。生成された間接ビリルビンは、アルブミ ンと結合して血液中から肝臓へ運ばれる。 肝臓では酵素の働きによってグルクロン酸と 抱合され、直接ビリルビンに変化する。間接ビリルビンと直接ビリルビンをあわせて総 ビリルビンと呼ぶ。Etc. 特に興味を引いた内容と理由; ビリルビンが胆汁の成分になる流れのどこかに異常があれば、血中にビリルビンがあふれ だす。ビリルビン色素が増えると、身体が黄色くなって黄疸症状がでる。間接ビリルビン、 直接ビリルビンの両方を調べ、肝、胆道疾患の診断や、黄疸の種類や原因をかんがえるて がかりにもちいることができる。 私が行っている実験では、胆汁酸を扱っているが、その緑色はビリルビン色素が要因であ ることを改めて思った。
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