分裂酵母モデル系を用いた薬理学研究
http://www.med.kobe-u.ac.jp/pharma/histor.html
概要:
このホームページは,神戸大学医学部薬理学教室で行なわれている研究を紹介しているページです。
免疫抑制薬などの薬物の作用機構・ストレス応答機構・イオンホメオスターシス・細胞内情報伝達
などの幅広いテーマを取り扱っています。分裂酵母モデル系は、徹底した分子遺伝学的解析が可能
であるという利点と哺乳動物細胞に近いという利点を併せ持つ大変良い系であることを述べてあり
ます.
興味を引いた内容:
ここで最も興味を引かれた内容は,『ストレスに対する細胞応答機構の解析』の研究についてです.
種々のストレスにさらされている生きている細胞が,ストレスに対して的確に応答することで環境
変化に対応しているその機構について書かれています.ヒトや酵母等の全ての真核細胞に存在して
いる,ストレスにより活性化されるMAPキナーゼカスケードの働きや紫外線感受性変異体と亜砒酸
感受性変異体の単位と解析を別アプローチとして行なっていることについても述べられています.
私たちヒトの体はストレスによって多様な影響を受けていることは,誰もが知っている事実です.
そのことについて調べられている記事を読むのは初めてだったのでとても興味を引かれました.こ
こには詳しい内容を掲載していなかったのですが,また時間のあるときにストレスに対する様々な
研究内容を読んでみようと思います.
戻る