プロジェクトの概要

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レーニア山

富士山・レーニア山教育交流プロジェクトは,これまでに築かれた両山の姉妹山としての友好関係を礎にして,日米両国の教員の国際協働によって,山を題材とした授業開発に取り組むものです。 このプロジェクトは,マウントレーニア国立公園(国立公園局)が,これまでの教育活動の蓄積を踏まえて企画し,国立公園局と連携して山をテーマにした教育活動を行ってきた国際NGOのマウンテン・インスティテュートも共催者になっています。 日本には西川 治 氏(東京大学名誉教授,富士学会会長)を介して企画が持ち込まれ,日本側カウンターパートとなる組織として中・高校の教員らを中心としたグループができました。 また,姉妹山交流の活動を展開してきたNPO法人富士山クラブもプロジェクトを支援しています。

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教員交流ワークショップ

2008年に始まったプロジェクトは,富士山とレーニア山を題材にした中・高校生向けの教科横断的な授業開発に取り組み,両国の教員の交流を図ります。 授業開発のための国際ワークショップを開催し,両国で行われている教育実践の事例介や新たな授業プランの提案をもとに,議論を深めていきます。

2つの山を題材にした授業を通じて,郷土の象徴的な存在である山や遠く太平洋を隔てた向こうにある山・地域への理解を深め,両地域の相違点や共通点を知ることから相手国への関心を高め,国際社会に生きる人間として積極的に学び,また,積極的に国際交流に関わっていこうとする態度を育成する ―― そのような教育を目指しています。


富士山・レーニア山教育交流プロジェクト
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