2005年度 沼津高専ロボコン部Bチーム 通信プロトコル公開


通信には赤外線を用います。発信周波数は38kHzですが、プログラムの#define文を書き換えることで他の周波数に対応させます。大会には万が一の事を考え、38kHz以外の受信モジュールも持って行くつもりです。基本的には38kHzと考えてください。

使用する赤外線発光ダイオードは秋月電子通商で取り扱われているOSIR5113Aです。波長は940nmです。
これを5個直列を6列用意しますが、全体の電流は可変にしてあります。もし他チームと混線する場合などは声をかけてください。基本LED1つにつき800mAとしています。
使用する赤外線受信モジュールは38kHzで秋月電子通商で扱われているCRVP1738を使用します。

 

実際の通信プロトコルは以下のようになっています。
(家電協会の赤外線フォーマットではありません!)



フレームリーダ→デバイスコード→データコード1→データコード2→データコード3→データコード4
の流れです。最後に通信確認用にもう一度同じデバイスコードを送信します。一回目と二回目のデバイスコードが一致したら中のデータを実行します。
デバイスコードは3ビットで110を使用する予定です。 他データコードは4ビットとします。
セパレータなどは使用しません。

各ビットは以下のように表現します。

フレームリーダは3600uSecです。
0を送る際はLowが800uSec、Highが800uSecです。
1を送る際はLowが800uSec、Highが1600uSecです。
LowとHighで1ビットの長さが変わるので、一回の通信の長さもデータにより変化します。

 

 

大会までに故障などの理由により、去年の部品を利用したり、作り直したりする等で上に書いた通りにならない可能性があります。
あくまで、参考程度と考えてください。

また、今回の大会ではコースが別となっているので考えにくいですが、通信の混信などの時はチームメンバーに声をかけていただければ幸いです。
競技前の混信確認なども気軽に声をかけてください。

質問などがあれば担当へメールをください。(2006.4.13 現在,メール受付休止。(2005年度のプロジェクトに付き))

沼津高専Bチームエレキ担当:善養寺薫(ゼンヨウジカオル)