第18回 (2017年度)

 

日時 2017年11月19日(日), 12月17日(日) ともに 9:30-12:00 

内容

「石ケンの化学」

 前半はペットボトルの中に,水,水酸化ナトリウム,エタノールの他にサラダ油,オリーブ油,ごま油の中から一つ,受講生が選んだ油を加えたペットボトルを激しく振ることでセッケンを作成しました。後半はラードとショートニングからどちらかを受講生が選び,それにエタノールと水酸化ナトリウム水溶液を加えて撹拌しながら加熱し,冷やした溶液に飽和食塩水を加えることでセッケンを析出させました。これらの実験を通じて,セッケンの構成や洗浄のしくみなどを学びました。 

「ガラスの化学 」

  はじめに白金線上でホウ砂と副原料を加熱することで色ガラスを作成し,副原料によってガラスに色をつくことを観察しました。次に電気炉を用いて,持ち帰り用に大きめの色ガラスを作成しました。あわせて色が見えるしくみや,物質と色の関係について説明しました。 

場所 沼津高専 物質工学科棟4階 物質工学実験室III

講師 大川政志(物質工学科),青山陽子(物質工学科),小林美学(教養科),鈴木猛(技術室)

学生スタッフ 沼津高専物質工学科の学生 10名

受講生 28名 (延べ48名)

 

11月19日の全体写真

セッケンの作成

 

12月17日の全体写真

ガラスについての説明