第17回 (2016年度)

 

日時 2016年11月20日(日), 12月18日(日) ともに 9:30-12:00 

内容

「コロイド溶液の透析」

 作成した水酸化鉄(III)のコロイド溶液を用いて,セロハン膜による透析を行い,コロイドではない溶液との違いを観察するとともに,移動したイオンの分析を行いました。またコロイド溶液に4種類の無機塩水溶液を加え,加える試薬によって沈殿の起こりやすさに違いがあることも観察しました。これらの実験から,コロイド分散系について学びました。

「ノーベル化学賞にまつわる化学実験 」

  ノーベル化学賞に関連した実験として,「クロスカップリング反応による蛍光分子の合成」,「ホスト−ゲスト相互作用を見る」,「導電性高分子をつくる」の3つの実験を行いました。それぞれの実験にまつわるノーベル化学賞の話も含めて,化学の世界を広く紹介しました。

場所 沼津高専 物質工学科棟4階 物質工学実験室III

講師 高田陽一(物質工学科),山根説子(物質工学科),小林美学(教養科),鈴木猛(技術室)

学生スタッフ 沼津高専物質工学科の学生 13名

受講生 20名 (延べ37名)

 

11月20日の全体写真

沈殿反応

 

12月18日の全体写真

蛍光分子の合成